新店突撃レポ。

今日は大安吉日、空も晴れわたり、とても暑い1日でした。

今日のこの日のために、1週間体力を温存してきました。

4時頃に1度目が覚めましたが、2度寝し、7時に起床。朝食をとり、身支度を整えていざ出陣。

今回の新店は、全国初の百貨店への出店です。百貨店のほぼワンフロア全体が店舗です。直営店で、すぐ近くにあったこれまでの旧店舗も東北最大の広さでしたが、今回の新店はその旧店舗の約1.6倍の広さ、店員さんに聞いたら、全国では15番目くらいだということです。

コンビニでコーヒーを買って、百貨店の入口に着いたのが9時ジャスト。オープンが10時なので、少し早いかなと思ったのですが、それでも私は4番目でした。店員さんの他に、本部から来たと思われるスーツ組もおり、気合いが入ってます。百貨店の壁には大きな看板(直営の大型店舗になると、看板の色が黄色からオレンジにおそらく変わるんですね。4月に行った名古屋港カインズモール店もそうでした。)、テレビCMも流れていましたし、地方新聞にも一面広告が掲載、街頭ではティッシュ配りと宣伝に相当な力の入れようです。

他の方と激しく競うのが嫌いなので、私はふだんセールにはほとんど行きません。セールではないのですが、今日はそれ以上のお祭りなので、尻込みしないように気をつけました。私なりの気持ちの誇示か、私の後ろに並んだ方と開店を待つ間、しばし話をしました。やはりというか、同業者の方でしたが、CDを専門にされてる方で、直接のライバルではないので、なごやかに話ができ、リラックスできました。

開店10分前。後ろを振り向いたら、なんと100人くらいの行列ができていました。早く来てよかった、と思うと同時に、このほとんどが活動エリアを同じにする同業者だと考えたら、おちおちしてられないとも思いました。

今日の私の作戦。単Cはライバルが多すぎて拾えないと読み、雑誌狙いにしました。

10時より5分早い9時55分にいよいよオープンです。列も乱れず、誰1人走らず、このあたりがさすが、東北W。

店舗の入口両脇に、黄色と青のハッピを来た店員さんたちが並び、1人1人にかごを渡してくれました。
かごを受け取ってから、さて雑誌と思いましたが、どこに何があるやらさっぱりわからず、間違えて単C棚に行ってしまいました。案の定、単C棚はすごい人だかり。皆さんプレオープンに下見済みなのか、ピコりもせずにかごにバサバサ本を放りこみ、あっという間にカゴ盛りが続々と出来上がっていきます。

「おっと、こりゃいかん」と思い、来た道を引き返すと今度は大型本のコーナーに紛れ込みました。こうなったら、大型本から見ようかな、と思いましたが、単C棚同様、ここも右も左もせどらーです。こんな田舎にこんなにせどらーがいたのかいな、という大きな驚きで、早くも心が折れそうになりましたが、何とかもちこたえ、ようやく雑誌棚に到着。どこもすごいせどらーの数です。私がいた4時間の間だけで、老若男女、おそらく100人以上はいたのではないでしょうか。どこを見てもせどらーなので、ピコってない方が不自然、というおかしな感じになりました。同じエリアで活動するせどらーが同じ店に一同に会している状況に、ある種の感動さえ覚えました。

けど、見たことのある同業者は3人(うち1人は女性の超パワーせどらー！)だけだったので、もしかすると、近県からの遠征組もいたのでしょうね。

時間が経過するに連れ、店舗のいたるところにカゴ盛りが出来上がっていきます。
時間的に出遅れたせどらーの方の一部が、拾えなくて苦しいのか、床に座り込み勝手にストッカーを開けるという裏の手を使ってました。その度に店員さんに、一声かけるよう注意されてましたが。
ストッカーを勝手に開けて物色するのは、ルール違反の反則行為で、浅ましいことだと私は勝手に思ってますのでしません。それに、一般のお客さんにも迷惑がかかり、それがせどらー全体のマナーの悪さに結びつきかねないので、個人的にはやめてほしいです。

とかなんとか言いながら、4時間経過。なんとか5カゴ、32000円分買えました。私よりももっと買ってる人も結構いました。新店オープンは過去に1度だけ経験したことがありますが、みんながカゴ盛りできるほど、よい本がたくさんありますが、一回性なので、質・量とも今後も継続してはもちろ仕入れられません。

今回会計は現金も多めにもっていったのですが、先日登録したおサイフケータイを使い、どう考えても本は持っていけないので、ヤマトさんの着払いで自宅に送りました。

文庫・新書が全然ダメでしたが、それ以外はまんべんなく仕入れられたし、高額本も回転本もそこそこ仕入れられたので、早起きして行った甲斐のあった仕入れでした。

また、これだけ多くの同業者の方を見れて、今後せどりする上でのよい刺激になりました。

新店での仕入れを終えてから、近くのデパートで催されている古書市に行き、Amazon最低価格1万数千円の本を2冊仕入。レビューが1冊が5つ、もう1冊は1つあったので、すぐに売れてくれるのを期待です。

せっかくだから、他にも滅多に行かない非ブックオフ系の小さな古書店に久々にいこうかと一瞬思いましたが、どこも歩いていくには遠いのでやめ。

100円ショップで梱包資材を買い、その後、思いつきで陰陽師の占い屋に寄りました。
基本的には非科学的なことは一切信じていませんが、今まで占いをしてもらったことがなく、そういう気も起きなかったので、ちょうどよい機会だと思いました。

結果、仕事運(せどり運)1つだけ占ってもらおうと思っていたのに、勝手に総合運を占われ、料金3倍取られました。仕事は順調、健康には注意という、誰にでも言えそうな結果。変なまじないで気を送られ、最後に運気があがり、大成功すること間違いないという、8万円もする印鑑を特別に6万円にするから作らないかと言われ、あぁ、そういうことかと思い、そそくさと帰りました。中には本物の占い師もいるかもしれませんが、今回はハズレでした。でも、案外面白かったので、次はタロット占いに行ってみる予定です。

最後に、
夜にまた同じ新店に行き、閉店まで、見落し分からと補充分からとで、合わせて1カゴ分買い、本日の仕入れ終了。今日は同一店舗に日に2回行き、もう充分(キリがない)なのでホテルに泊まらず自宅に帰りました。

予定変更。疲れたので明日はゆっくり休みます。

以上、せどり心中的、本日の新店突撃レポートでした。