せどりの経費。

格好良く言えば、せどりも1つの立派なビジネスだと思います。投機的性質もありますが、株やFX、不動産投資などのその他の運用に比べると、投資額もリスクも最も少なく、また自分の考えや意思や判断を介入できる自由度が高く、利回りも良い手堅い投資だと思います。


「古本屋開業講座」である講師の方が言われておりましたが、古本屋はよっぽど才能がなくても、ある程度は稼げるというのは、せどりについても私は全く同感です。その証拠というか、こんな私でも、せどりでどうにか暮らせてます(笑)。ただし、これからせどりで生計を立てようとされる方おりましたら、この言葉を鵜呑みにされるのは危険です。あくまでも私の妄言ですよ、これは。一切の責任は負えませんので、自己責任でお願いしますm(__)m。


また、話は変わりますが、よくせどりは何故か槍玉に上げられ、罵詈雑言の集中攻撃を浴びていることがあります。まぁ、どんなことでも非難しようと思えば、見当違いなことも含めれば幾らでもできますので、それ自体はどうってことはないと思います。


ただ、営利活動のその多くは、極端に言えば、転売行為と同等であると思われます。
これは、営利活動の最も基本的なことではないでしょうか。
100円のコストがかかったものを50円で恒常的に販売したらどうなるかは自明です。

何もかもごちゃ混ぜに考えて、経済活動に個人的な善悪の価値観を持ちこむのは、とても可愛らしい誤りだと思います。


って、話がいつまでもタイトルに行き着きませんので、強引にもっていきます(汗)。


せどりは結構経費がかかります。仕入代はもちろん、梱包費、交通費、ネット代、電気代、それに喉も乾き、お腹も減りますし、その他もろもろいっぱい経費がかかります。
販売量・売上金額を増やすのはもっとも分かりやすい利益の出し方ですが、経費を削減する、コストを圧縮するのもまた立派な利益の確保の仕方であると思います。


コストを削減し、それを維持・向上させることは、自店の販売・売上、その時の経済状況に左右されないせどりの基礎体力を作るという意味で、私は大事かなー、と思ってます。


大げさに言えば、日本が世界に誇る、トヨタの"カイゼン"はそのさいたるものであり、組織の大・小を問わず、また我々もやってみる価値はあります。


みみっちい話ですが、売上や通常業務同様、コツコツ地道にやって、チリツモで、トータルで大幅なコストダウンになれば、ダイエットを達成した時のような嬉しさがあります。


とは言っても、経費を削減するのにも限度があります。とりわけ、我々零細せどらーの場合は、努力すればすぐに経費を最低限に抑えることは可能だと思います。


では、それ以上は何をすればよいのかというと、税制の優遇を受ければよいと思います。使いまくっていた経費がゴソっと戻ってくるらしく、商売をやってる友人に聞いたら、えー、そんなお金も戻ってくんの!?と無知をあらわにした次第です(笑)。


税金をしっかり払っても、それを上回る恩恵(現金の戻り)があるようなので、ちょっと勉強してみます。

これをしっかりやれば、単月の売上は変わらなくても、年間の利益率はグンと上がると思われます。
まぁ、単純に「領収書下さい」って格好いいなー、っていうのもありますし、「仕事してるなー」という自己暗示をしたい気持ちが勝ってますがw。


※ 昨晩寝ぼけてブログを書いたので、少々加筆・訂正しました。あ゛っー、いつまでたっても、簡潔・明瞭に書けません(反省)。