せどりという新しい生き方

 私には妻がおり、娘もおります。
サラリーマン勤めしていたときに自宅も新築し、
莫大なローンが残っております。

そんな中、うつ病になったのをきっかけに、
あらゆる社会活動からドロップアウトし、せどり稼業をはじめることとなりました。
サラリーマン時代のようにただ働いていれば給料をもらえるというわけでもなく、
自分の才覚のみでやっていかなければならず、何の保障もありません。
不安定な浮き草稼業と言えば、それまでです。
けれど、逆に言えば、やればやっただけ、見返りも多く、つまらない会社仲間との付き合いもしなくてよいし、そういった意味では気楽でもあります。

私は今30代前半で、大学を卒業してから、3社ほど会社勤めをしてきました。
アルバイトも数えられないくらい色んなことをやりました。
結果、チームワークというか、組織に属して歯車となって仕事をしていくことに
いつまでたっても慣れることができませんでした。
一生は続けることができない、そんな違和感からいつもそう思っていました。

 今、私はこうしてせどりを生業としております。
妻と子供をこれで養っていくのは正直不安ではあります。
けれども、こういう風には、なるべくしてなった、
ならざるを得なかったと私は今思います。
学生時代から、企業で働くことに何の魅力も見出せず、社会人になってもそれはずっと変わりませんでした。

今、せどり稼業は踏み出したばかりですが、私は希望を抱いています。
そして、この仕事を自分の両親にも理解してもらいたいと思っています。
ただ、両親とは考え方の大きな違いがあり、理解してもらうためには、大きな実績を出すか、何か強烈なインパクトがなければ、今のままではムリだと思ってます。

私はせどり稼業に誇りと自信を持っています。
私のうつ病をこんなにも治してくれたし、うつ病でもできる仕事は本当に素晴らしいと思います。

今年中に何とか両親を説得することができれば、いよいよ本格的に稼動することができると思います。

せどりという新しい生き方、皆さんはどう思いますか?