ホーム喪失とセールの活用。

どうもこんばんは。最近よい文庫本の仕入があまりできなくなったdd77です。拙ブログにて文庫本のせどりを推奨している影響か?、などと勝手に妄想しておりますが、そんなわけはありませんW。


ところで、みなさんもよく行く店、お気に入りの店、相性がよくていつもたくさん仕入ができる店がおそらくあると思います。いわゆるこれが、"ホーム"ですね。反対の店は"アウェイ"、遠征先の滅多に行かない店もまた文字通りの"アウェイ"ですね。


私にも以前にはホームの店舗が2つあり、それぞれに優先順位をつけて、第1ホーム、第2ホームとして、その2店舗を拠点にし、また巡回スケジュールは、その2店舗を必ず絡めて組んでおりました。ところが、今年の4月くらいから、その2店舗で余りよい仕入ができなくなりました。店舗自体は特に何も変わらずに営業しておりますので、明らかに強力な同業者がそれらを巡回の定期コースに盛り込んだのだと思います。

先週の新店オープンで、活動エリアを同じにする同業者の多さを目の当たりにし、またそこから、たまたまかち合ってないだけで、おそらくまだまだいるだろうことは容易に想像がつきますので、前記の私のホーム喪失も全然不思議なことではありません。


この縄張りを侵食された事実に、無闇に腹を立てたり、悔しくてギリギリしたりは全くしておりません。
ただ単に、自分がそう思い込んでいただけであって、機会は誰にでも均等にある訳ですから、憤慨したりするのはそれこそとてもおかしなことです。


私は常々口にしておりますが、人との競争は好みません。けれど、私たちが暮らす社会は基本的には競争社会で、せどりの世界にもそれは当てはまるとこが多いと思います。


ですので、ホームを奪還したければ、ライバルよりも足繁くその店舗に通い、全ての棚を抑えて、相手に「この店舗は全然何も仕入られない」という印象を与ええ、競争に打ち勝てば済む話ですが、私個人はそこまでホームの獲得にはこだわっておりませんし、今でも以前に比べれば仕入られなくなったというだけで、仕入がゼロになったわけではないので、まぁ、これからもぼちぼち通おうとは思ってます。何より家から近いので(笑)。


私は人1倍の気にしいなので、正直なところ、他の方がどんなものを仕入れているのだろう、この人はどのジャンルが得意で、在庫・売上はどれくらいあるのだろう、あっ、カゴに高額本が入ってる!などなど、気になって気になって仕方ありません。
ですので、競争をあえて嫌っているのですが、ただそれは例えば、並んでピコる的なガチンコ対決やセール時のライバルを出し抜こうとせかせかとした落ち着かない気持ちで仕入するのがイヤなだけであって、自分が気にならない程度の競争なら別によいかなぁ、とは思ってます。


これまでは競争を避けるために、僻地に遠征したり、他の方が余り扱わなかったり、見落としかちなジャンル、また調べるのがめんどくさいモノの仕入に力を入れてきました。また、常に新規ジャンルの開拓をし、セットものやコレクター出品本を扱うことで、少しずつ売上を積み上げてきやしたので、このスタイルはこれからも継続したいと思ってます。


今の私のスタイルでは現状、売上の頭打ち感はまだありませんが、遅かれ早かれいつかは頭打ちになると思いますので、もう何歩か突き抜けられれば、売上も飛躍的に伸びる気がします。

物事を安定的に持続する、いわゆるコツコツとやるのはもっと基本的かつ重要なことですし、案外それは大変で、続けるのには努力と根気がいります。私でいうところでは、定期巡回、出品・価格改定がそれです。

梱包・発送、出荷作業、問い合わせ対応は必ずやらなければいけないことですので、すぐにやりますし、ルーチン業務化しておりますが、それに定期巡回、出品・価格改定の3つを加えることができれば、これらは地味な作業ですが、売上がジワジワと確実に増えるのはわかりきったことです。けれど、それがなかなかできません。


わかってはいるのにできない、やれない。以前会社勤めをしていた頃にもやっぱりそういうことがありました。当時の上司からお前の努力が足りない、怠けているのではないかとしきりに指摘され、そう言われればそうなんだろうと何も考えず、そう思い込みました。

元々は負けず嫌いな性格でしたので、毎日他の社員よりも2〜3時間朝早く出社し、また1人で残業や休日出勤をし睡眠時間やプライベートな時間を削り、平日の日中の時間帯に行う本業の営業活動、会議・打合せや部下の指導以外のルーチン業務、受注・発注・配送データの処理、手配、資料・書類作成など諸々のことをやり、結果的にルーチン業務を滞りなくこなせるようにはなりましたが、そうなると、他の仕事もどんどん回され、更に目の回る忙しさになり、挙げ句パンクしたのは、ご存知の通りです。


かなり脱線してしまいましたが、この実体験から結局何を言いたかったかというと、ルーチン業務を辛抱強く淡々とこなすには、努力で補える部分はごく僅かで、その人の才能・性質が大部分を占めているのではないか、ということです。
言ってしまえば、向き・不向きがあり、少なくとも私には向いてないということがわかりました。


それで、ではそのためにはどうしようかということで、ルーチン業務の不足分を補填し、なおかつそれを上回る効果を得られることが感覚的に予想される現実的方法として、まず考えたのが、簡単ですが、FBAとセールの活用です。どちらもこれまで経験が全くありませんが、いつも通り、まずはやってみます。そしてまた、重要で有用なのはわかっていたのですが、これまた面倒・苦手、嫌いで向いてないので、今までやってこなかったのですが、データで、その成果を分析し、効果の確認をして、自分にフィードバックさせます。古典的表現で言えば、これが弁証法的発展というところでしょうか。


まあ、立派なことを言っても、やらなければ無意味ですので、まずやります。
FBAも今日登録したので、明日から早速出品準備に取りかかります。また、昨日、ブックオフモバイラーメンバーになり、手始めにふだん行く店舗からのセール情報がくるよう登録したので、こちらも連絡あり次第行ってみます。


はじめから大きな成果は望まないでやります。


まぁ、これがよくビジネス書やビジネス系の情報商材屋さんがいうところの、稼ぐための仕組み作り、更なるリターンを生むためのシステム構築なのでしょうか。 零細せどり屋も、れっきとした商売(ビジネス)だと私は思っているので、これも無縁では決してないと思います。


明日(今日)から数日、また缶詰め作業の予定です。

作業に飽きずに、なおかつ時間を有効に使え、効率を落とさない工夫や方法がありましたならば、是非お知恵を。


ちなみにいつも私はお酒を少し飲みながら、リラックスしてやってます。



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