第3のせどり。

前回の記事で少し触れましたが、未出品在庫の整理中に得た大きな気づきについて今日は書きたいと思います。


単刀直入に言うと、それは"寝かせ"です。うちの未出品在庫にはヤフオク向けに仕入た本が大量にあります。ヤフオク向け在庫の定義ですが、以下4つのうちの1つ以上に該当するものがそれに当たります。


1、Amazonにカタログのない本、パンフレット、カレンダー、同人誌。


2、Amazonではそれなりの値がついているが、ランキング悪く、けれどヤフオクでは最近取引履歴があり、またはそれなりの値段で売れそうモノ。


3、Amazonでもランキングがよく、ヤフオクでより高く売れそう(売れた履歴のある)モノ。


4、Amazonのランキングに関わらず、単品だと薄利だが、組み合わせによっては値が上がるのが期待できそうなモノ。


これら4つのいずれかの条件を満たすヤフオク用の未出品在庫を大量に抱えているわけですが、ご存知の通り現在、Amazonの新規出品でさえ覚束ない状況ですので、ヤフオクの出品はいつになるのやら全くわかりません。


要は、ヤフオク向け未出品在庫は現状死んだ在庫になってます。仕入にそれなりの金額がかかっており、キャッシュフローを悪化させた原因の1つですので、早いとこどうにかしないといけないとはずっと思ってました。


自宅でPC作業をずっとしているとすぐに集中力が切れ、飽きてきます。また、ピコリ中毒の症状が出てきて、ソワソワしてきます。


そんな中、気を粉らわせるために目をつけたのがヤフオク用の山です。Amazonにカタログのないモノはそうそう新しくカタログが出来たりはしないので、ピコれませんが、カタログのあるモノは思う存分ピコれます。名付けてピコり素振り。このピコり素振りをブンブンやっておりましたら、結構「あれっ!?」という本がありました。仕入れた時と状況が変わっているモノ、いわゆる相場、ランキングとも上昇しているモノが全体の5分の1ほどありました。これにはちょっとびっくりしましたが、怪我の功名というヤツだと思いました。中には寝かせている間に絶版になり、Amazonランキング20万位台、出品者2人、最低価格15000円というモノもあり、速攻でAmazonに出品しましたW。
その他の見繕った5分の1もAmazonの未出品に紛れこませて、順次出品しております。少しはこれでキャッシュフローの改善につながるだろうと思います。また、ヤフオク向けの未出品物がグンと減り、部屋も少しすっきりし、精神衛生面にも良い影響が出ました。
これでヤフオクの出品に対し、腰が軽くなれば尚のことよいのですが。


今回の記事、"寝かせ"、なーんだという内容ですが、今後は第3のビールならぬ、第3のせどりとして意識的に取り組もうと思います。第3のせどりの月間予算をあらかじめ決めて、リサーチや日頃の情報収集、もしくは自分のカンを頼りに、今後相場上昇が見込まれると思うものを先物買いして仕込みます。


この第3のせどりのメリットは以下4つ。

1、仕入に行き通常のせどりに飽きてしまった時、違った視点から棚を見直すので、良い気分転換になるし、通常の仕入が振るわなかったとしても仕込み用の本が買えることで、せどりの合計冊数が増え、気が紛れる。


2、第3のせどりを続けることで、相場カン、先を読む力を養うことができる。また、第3のせどりという新たな別の視点からモノを見ることによって、近視眼的なケイタイサーチ依存型せどらーから脱却でき、レベルアップできる。万が一、ケイタイを忘れたり、電池が切れてしまってもできる。もしかすると目利きができるようになる。


3、第3のせどりのたのしさを知れば、日頃のリサーチ、情報収集にも自然と力が入る。

4、ライバルが圧倒的に少ない。とってもニッチ。


一方、デメリットは場所を取ること、目論見が外れた時の損害、キャッシュフローの悪化くらいだと思いますが、ほどほどにやれば、さほど気にすることはないと思います。


私の個人的信念ですが、せどりに限らず、仕事や人生には遊び心が必要だと思います。遊び心を持つことで心にも余裕ができ、リラックスした毎日が過ごせます。


第3のせどり、今後私はやってみます。まぁ、損することはないだろうと思ってます。


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