汝自身を愛するが如く、汝の古本を愛せよ。

せどりバイブル(←もちろんそんなものありませんが)に書かれているそんな言葉が聞こえたような、そんな気が何となくしたので、早く寝ようと思っていたのですが、急に在庫を手動でとりあえず1ページだけ大幅に値上げしてみました。

本が大好きでこの仕事を始めたのに、明確な販売理念やポリシーが自分にないため、Amazonでの恒常化した価格競争にズブズブにはまっていき、その結果その本の本来の価値から大きくかけ離れたアホみたいな廉価で本を売ることも出てきまして、これはいけないな、これじゃまるで本を凌辱しているみたいだ、と1人悔いてた次第です。


逆に、少々高めに価格を設定することで、ライバルの出品者の本が早く売れ、単独出品状態になり、ある意味俺様価格でウマウマーという下心も正直なところありますがw。
これもまた、販売戦略の1つではありますよね。


見方によっては、商売の1商材に過ぎないのだから、何もそこまで古本に思い入れをこめる必要もないし、そこまでの思い入れを抱くのはちょっと気持ち悪いのかもしれませんが、私にとっては古本は単にお金を稼ぐための手段とは言い切れないところがあり、これからの人生じっくりと付き合っていきたいので、その扱いも大切にしたいなぁ、と思っております。


また、先月Amazon出品在庫の最低販売価格を50円引き上げたのですが、1日の販売量は以前とさほど変わっておりませんし、必ずしも最安値でなくても売れるものは売れるようですので、自分が納得がいかない安値まで価格を下げる必要もないんのかなぁ、とも思います。
なんならAmazon出品在庫の最低販売価格をもう50円引き上げてもよいような気さえします。


まぁ、これも先日の古本屋開業講座に参加した際のある方の言葉を自分なりに解釈して実行しただけなのですが。
現状のトレンドが必ずしも正しいとは言い切れないわけで、時代に逆行したような販売スタイルを取っている方が実際におり、それで充分やっていけている事実は驚きでもありますし、かなり心強くもあります。
繰り返しにはなりますが、せどらー・古本屋さんが100人いれば100通りのやり方があり、どの方法が正しいとか間違っているとかもない訳です。
せっかくの自由業ですので、その人がやりたいようにやればよいと個人的には思います。その方法でうまくいかなければ、また別の方法を取ればいいだけですし、あんまりクヨクヨ考える必要はないと思います。


昨日の記事を捕捉・加筆しようと思っておりましたが、思うことが多々ありすぎてきりがなく、長文ブログ野郎の私(笑)にとっても、かなりしんどい気がしたのでやめました。


今後、日々の記事にそのネタをちょくちょく挟んでいこうと思ってます。
まずは、個人的に1番気になった、「目録販売」について近々記事にしたいと思ってます。


深夜に私よりもかなりお若い古本屋さんの苦悩・煩悶されてる様を知り、どっぷり感情移入してしまいました。若い古本屋さんがある意味"産みの苦しみ"に悶え苦しんでおり、他人事としてほっておけない気がします。ただ私は単なる1せどらーに過ぎませんし、何の力もないばかりか、かえっておせっかいになるといけないので、何もできません。
せどらー・古本屋さん特有の悩みにはどんなものがあるのでしょうか?
何かそういうのを設問形式で20、30くらいアンケートを取ってみるのも面白いかも知れませんね。


とか何とか今日もダラダラ書いてますが、やはり月初のど頭に前月のレビューをしないと、もうやらなくても良い気がしてきました。というか、6月分はもうしませんw。


それよりは、7月中に、売上のよかった5月のデータの整理をしておき、7月が終わった段階で5月〜7月までの内容を比較した方が後々のためにもなりそうです。