相場と適正価格。

どーも、こんばんは。水物系は大の苦手なのに、ついついサッカーの本に手を出し、またしても失敗したdd77です。まぁ、ほとんど痛手はないので、また何かで失敗して勉強したいと思います。


昨日の記事に関連しているのですが、今日も地味にAmazon出品在庫の大幅な値上げをちょこっとしました。手動ですので、えらく時間がかかります。疲れるし、飽きるので、1P250冊設定にして、気が向いたら1Pずつやっていこうと思ってます。
ただ、あれですね、プロマーチャントに登録する前は、サインイン後30分で自動的にタイムアウトにならなかった気がするのですが、今はサインイン後30分で自動的にタイムアウトになるので、時間をかけて手動で改定後、更新ボタンを何度押しても更新ができず、絶望的な気分で同じ作業を繰り返すことが度々あります。時間の無駄以外のなにものでもないので、どうにか改善したいのですが、タイムアウトの時間の設定って変えられるものなんですかね?変えられなければ30分タイマーでしっかり測って作業するしかないですが、これはこれでなんかしんどいです。


こうやって、日々値上げしても日当たりに売れる冊数はほとんど変わりません。ツールでの改定は最近またサボっていますが(汗)、キーワード価格改定はよくやっており、これが面白いほど効果があります。
1万冊以上の大口出品者で、尚且つ薄利多売スタイルの方にとっては、ツールによる価格改定が必須だと思いますが、3000冊〜5000冊程度のまだ在庫に目が届く出品者で、尚且つそんなに薄利多売スタイルではない者にとっては、必ずしも最安値でなくても売れるものはいつかは売れるし、ツールでの頻繁な価格改定ってそんなに必要がないのかも、と個人的には思うのですが、まぁ、ツールでの頻繁な価格改定をしたことがないですし、これは自分の怠けへの言い訳です(苦笑)。


そういや、FBAですが、2箱送ったきり次の便をまだ送ってないのですが、今日現在でFBA在庫の13.3%が売れました。どれもうちの本棚に長らく居座ってちっとも売れなかった本ばかりなのに、FBA化後、かなり短期で旅立っていき、これは効果があるなぁ、というのが実感です。それも、比較的高めの本ばかりをチョイスして送ったので、高額本を回転させるという目論見はうまくいったような気がしますが、まだ完売したわけでもないし、データが足りないので、これも引き続き取り組みたいと思います。

前置きが毎度のごとく長すぎですが、今日の記事のタイトルの「相場と適正価格」、今日作業をしていてふと思いました。


まずは「相場」ですが、「相場」と一口に言うといつも以上に収拾がつかなくなるので、殊古本のみに絞ります。古本の相場に絞ってもまた色々ありますよね、ネット相場で言えば、例えばAmazon相場、ヤフオク相場、スーパー源氏相場などその他売り場によって諸々の相場があると思います。また、ネット相場以外にも市場の相場、店頭相場、即売会相場など、リアルな売り買いにも色んな相場があり、これだけでも収拾がつかなくなってきましたw。

ですので、更にネットの古本相場のみに絞りたいのですが、このネット相場というのはかなり曲者だと思います。例えば、私をはじめ多くの方がメインの売場にしているAmazonの相場は、言い方は悪いですが、実にデタラメな気がします。これがヤフオクだったら、売り手も買い手もオークファンで過去の相場を調べられるということもあり、短期で特殊な状況が発生しない限りは、ヤフオク(オークション全般の)相場って案外安定してるのかな、と思います。


それに比べAmazonの相場は、現品限りで過去の相場は基本的には調べられませんし、オークションでも、リアル売り買いでも高値のつく本もたくさんありますが、その一方、私もやってますが、俺様価格の本、1円本もそれをしのぐほどゴロゴロしていて、Amazon相場の真贋はとても見分けづらい気がします。


更に分かりづらいのは、その本の一般的価値が経済的価値の一つである相場とイコールではないということです。言うまでもありませんが、1円本だからといって、1円の内容・価値では全然ありませんし、高額な俺様価格の本が実際に売れても、その本は本来そんな価値のない場合も多々あります。


需要と供給があり、売り手と買い手との間に合意があれば、取引は成り立ちますし、実際に売ったり買ったりした値段が相場だと言われればそんな気もしますが、けどそれは違う気もします。


うーん、結局私が「相場」とは何なのかが皆目検討がついていないので、袋小路に迷い込んでしまいました。商売としては、相場を知ることは儲けを出すために必要不可欠ですが、本そのものの価値は相場とはイコールではないという実に当たり前なことを思っただけでした。


私は出品本に大幅な高値付けを実施してますが、「相場」を全然わかっていないので、適正価格のもの、俺様価格のもの、不当な廉価のものその内容は様々です。


市場に出入りするようになったら、ますます頭がこんがらがる気がしますが、考えすぎても結論は出ないと思うので、もう止めます。