古本と朝鮮人参

最近仕入にも全然行ってないので、夕方はたいていリビングでお酒を飲みながらニュースを観てます。


確か昨日のニュースだったと思うのですが、非常に興味深いニュースが1つありました。


その内容はというと、対外債務が100兆円にまで膨らんだ、ブラック国家の北朝鮮チェコから債務の早急な返済を迫られているというものです。


北朝鮮チェコから鉄道車両や輸送用トラックを随分前に8億円超あまり購入しておきながら、未だに全く代金を払ってないらしいです。


私はコリアン・レポートではないので、北朝鮮の体制や外交政策について、とやかく言う必要はありませんが、私が個人的に飯を噴いてしまったのは、次の北朝鮮の対応です。


要約すると、当然ですが、北朝鮮は今ヤバすぎるくらいに金がなく、チェコに対して払う金ももちろんありません。払わないと言うわけではないが、今は超苦しいので、未払分の代金の5%、4000万円超を我々の国家の高級食材である、朝鮮人参で勘弁してはくれないか、と言っているそうです。


チェコ国内における朝鮮人参の消費量はわずか年間1.4tあまりですが、今回北朝鮮が提案した朝鮮人参の量は、チェコ国内においては、およそ200年分にあたる量らしいです。


コリアン・レポートのピョン氏の言によれば、北朝鮮国内で朝鮮人参はキャビアと同等の価値のある食材らしいですが、ヨーロッパではそんなに重宝されてないようです。


こんなことを平気で言う、北朝鮮の異常な神経は、まぁ、当然というか、筋金入りのキ印国家であるには違いないので、今さらもう何をしても驚きませんが、
このニュースを一瞬も笑わずに真剣な顔で解説しあっているニュース番組の出演者の神経が北朝鮮と同じくらいどうかしてると思うのはきっと私だけではないと思います。


本をたくさん読んでいるとか、知識がたくさんあるとか、どこの大学を卒業したとかはどうでもよく、漫画家小林ヨシノリ氏の言葉をかりれば、みんな「ノープリン」です。


昔ニュースを取材する仕事を少しだけしていたからというのもありますが、基本的にニュースや報道にとって、事実をありのままに伝えるというのは大義名分に過ぎず、そのほとんどはJAROに告げ口したら、認められる類いのアヤしい情報だと、昔から私は勝手に決めつけてます。


あっ、これも昨日のニュースですが、今年の夏はノンアルコールビールが売れに売れているらしいです。


嘘つけや〜、俺はよく外に飲みに行くけど、ノンアルコールビールを旨そうに飲んでる人を見たことも聞いたこともないし、ノンアルコールビールをイチオシしてる店も1軒も知らないけどなぁ、それにあんなマズイもの飲みたいと全く思わねえよ〜、ビール会社は一体いくらニュース番組に金積んだんだよー、とビールを飲みながら、非常にゲスい見方しかできなくなっているのは少し問題です(汗)。


まぁ、メディアの情報をほとんど疑っている私のスタンスなどはどうでもよく、古本と関連づけて今回取り上げた北朝鮮のニュースを見た時、案外面白いアイディアが浮かんできました。

長くなりますので、思考過程を全て飛ばし、結論だけ言うと、買取りとか面倒臭いこと言わずに、もう物々交換してしまった方がよいのではないか、と今勢いで思いましたが、物々交換の方がかえって面倒臭いような気もします。


あっ、すいません、今日の記事は見切り発射してしまいました。なので、若い女性の話のようにオチは何にもありません。。。


さぁ、ノンアルコールビールではなく、本物のビールを買いに行ってきまーす(汗)。